部屋に居てもシンシン冷えてますけどお外は普通。ボクのギャグが寒いのかな。
ということで。
※真似する人は自己責任でね!失敗してもしらね。
※キツイ液剤を使うので絶対に換気してやること!密室で作業しないでね!
カッコイイ5sのカバーを探していたら友人(いつものkeiichi)が
「使い古しやけどあげる」って送ってくれた黒いアルミのバンパー。ありがとう!
左側の塗装が摩耗している。しかし傷・凹みは殆ど無い。
もったいのでちょっとカスタムしてみようと思い立つ(ニヤリ)。
まず塗装の剥離です。バンパーの裏側の保護用スポンジを剥がし、
平たい容器にパイプハイターを注ぎバンパーを浸します。
すると次第に泡が出てきて塗装が剥げていきます。
しっかりとした塗装みたいでパイプハイターを入れ替え、剥がれるまで数回繰り返す。
※アルミの地肌が黒ずんだ場合は、サンポールに浸します。
パイプハイターと混ぜるな危険!ちゃんと洗ってからサンポールしてね。
するとこのように荒い地肌があらわれます。
それを600〜1000番のペーパーで磨き、更にコンパウンドで磨きます。
するとどうでしょう!ピッカピカ!
アメリカンカスタムの、ボイドカディントンとかのビレットパーツ好きにとっては
この輝き、たまりませんってば!(笑)。
※いくらアルミといっても、細い部分はすぐ曲がります、
時間をかけてゆっくり慎重に磨きましょう。絶対あわてないように!
そしてバンパー装着後に5s本体に傷がつかないように、糊付きのフエルトを細く切って貼り付けます。
が!!!分厚すぎて5sが収まらなかったので、後に少し厚めの黒いビニルテープに張り替えました(泣)。
次は裏面の制作です。
2010年、EPSON HSVのラジコンを作った時に余ったカーボン板を使います。
ラジコン屋さんとかハンズに売っています。
厚みは1ミリですがリアルカーボン、なめたらいかんぜよ!
バンパーで型を取って大きめに切り出します。しかし、硬いのなんの!
それを少しずつ、少しずつ、バンパー裏面側にピッタリ合うように削っていきます。
この時点で心が折れそうなぐらい、硬いの南野陽子!いや、マジですってば!
※5sをバンパーに収め、使用する状態にしたところでカーボンを削り込みます。
そうしないとわずかの誤差が出て、チリが合わなくなります。
ちょっと削り過ぎたらそこで失敗となります。なので慎重に。
そして何度も書きますが「リアルカーボンは硬い」です。指も痛くなります。覚悟して。
・・・あ、電動工具があればその限りではありません。
でも!仕上げは「手」で削らないと削り過ぎます。気をつけて!
周りが整ったら最後の仕上げ「レンズ穴」を開けます。絶対に失敗は許されません。
失敗するとカーボンの工程をすべてやり直さなければなりません!
なので、テキトーに穴を開ける位置を目分量で採寸・手描きで位置決めをします。
なんのこっちゃ!ま、いつものことです(笑)。
カット面で手を切らないよう、細かいヤスリで撫でるように角を削って最終の仕上げをします。
やっと一番面倒な作業が終わりました。今回使ったヤスリたち。
記念に一枚。レンズ穴の加工もうまく出来ました。穴の大きさもギリギリ小さめにしています。
※穴の大きさを決める時は、大きめなら問題ありませんが、
小さめにしたい時は仮止めして写真を撮ってみて、レンズにかぶらないか
確認しながら作業を進めましょう。
やっと完成です!おもてです。アルミ、もうちょっと綺麗に磨けばよかったかな。
裏面です。丁寧に削った甲斐がありました。ほぼぴったりです。あ、薄い両面テープで貼っています。
アルミにカーボンって見た目はどこにでもある組み合わせです。
ぱっと見、どこかで買ったぐらいにしか見られないでしょう。
でもこのバンパーとカーボンの組み合わせはこれだけ。フフン!
いやでも結局、ただの自己満足ですね(笑)。
お し ま い 。